マンション外壁の劣化診断をしています。
マンション外壁の劣化診断では、建物の外壁全体を目視で確認し、以下の項目を重点的に調査します。
目次
マンション外壁の劣化診断で主に確認する項目
1. 外壁材の種類と状態
- タイル、モルタル、コンクリートなど、外壁材の種類を特定し、それぞれの状態を詳細に調べます。
- タイルの場合は、浮き、欠け、割れ、目地の劣化などを確認します。
- モルタルの場合は、ひび割れ、欠け、カビ、コケの発生などを確認します。
- コンクリートの場合は、中性化、ひび割れ、欠けなどを確認します。
2. ひび割れの状態
- ひび割れの幅、長さ、深さ、方向などを測定し、発生箇所を記録します。
- ひび割れの形状や進行状況から、原因を推定します。
- 構造躯体に影響を与える可能性があるひび割れは、特に注意深く調査します。
3. 剥離・浮き
- 外壁材が躯体から剥がれたり、浮いたりしている箇所を確認します。
- 剥離・浮きの原因を調査し、補修方法を検討します。
4. 汚れ・カビ・コケ
- 外壁に付着している汚れ、カビ、コケの種類と量を調査します。
- 汚れやカビ、コケの発生原因を調査し、適切な除去方法を検討します。
5. 雨染み・水垢
- 雨染みや水垢の発生箇所と範囲を調査します。
- 雨染みや水垢の原因を調査し、防水対策の必要性を検討します。
6. その他
- 外壁に設置されている各種部材(雨樋、換気口など)の状態も調査します。
上記以外にも、建物の状態や診断目的によって、調査項目を追加する場合があります。
マンション外壁のクラックとは
マンション外壁のクラックとは、外壁に生じるひび割れのことを指します。髪の毛ほどの細い線状のものから、幅数ミリメートルに達するものまで、様々な大きさや形状のクラックが存在します。
クラックの原因
クラックの原因は様々ですが、主に以下のものが挙げられます。
- 乾燥収縮: コンクリートは硬化後も水分を少しずつ失い、収縮します。この収縮が大きすぎると、クラックが発生することがあります。
- 地盤沈下: 地盤が沈下すると、建物に負荷がかかり、クラックが発生することがあります。
- 地震: 地震の揺れによって、建物にひび割れが生じる場合があります。
- 施工不良: コンクリートの練り混ぜや打設が不十分だった場合、クラックが発生しやすくなります。
- 経年劣化: 長年風雨にさらされることによって、外壁の劣化が進み、クラックが発生することがあります。
クラックの危険性
クラックを放置しておくと、以下の様な危険性があります。
- 雨水の浸入: クラックから雨水が浸入すると、鉄筋が錆びたり、コンクリートが劣化したりする原因になります。
- 断熱性能の低下: クラックがあると、外壁の断熱性能が低下し、室内の温度が上がりやすくなります。
- 美観の損害: クラックがあると、建物の外観が損なわれます。
- 資産価値の低下: クラックがあると、建物の資産価値が低下する可能性があります。
クラックの予防
クラックを予防するには、以下の点に注意する必要があります。
- 定期的な点検: 定期的に外壁を点検し、クラックがないか確認しましょう。
- 早めの補修: クラックを発見したら、早めに補修しましょう。
- 適切な管理: 外壁の適切な管理を行うことで、クラックの発生を抑制することができます。
マンション外壁のクラックは、放置すれば重大な問題に発展する可能性があります。クラックを発見したら、早めに専門業者に相談することをおすすめします。
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