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リフォームストアの外観写真

会社名:株式会社リフォームストア

住所:愛媛県松山市井門町52番地1

TEL/FAX:089-904-5683 / 089-904-7111

営業時間:9:00~18:00(年中無休/年末年始除く)

対応エリア

<愛媛県全域>

松山市/今治市/八幡浜市/内子町/四国中央市/伊予市/松前町/大洲市/砥部町/新居浜市/西予市/西条市/川之江市/伊予三島市/宇和島市/

スケルトンリフォームとは?デメリットやフルリノベーションとの違い

スケルトンリフォームとは?デメリットやフルリノベーションとの違い

近年人気のリフォームのひとつである「スケルトンリフォーム」をご存知ですか?ご存知の方でも、メリットやデメリットまで詳細に理解している方は少ないのではないでしょうか。

この記事では、スケルトンリフォームの基礎知識から、メリット・デメリット、

そしてよく一緒にされる「フルリノベーション」との違いなどについて詳しく解説していきます。スケルトンリフォームについて詳細まで知ることができますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

スケルトンリフォームとは?

スケルトンリフォームとは、建物の骨組みだけを残し、壁・床・天井など全てを解体撤去して、間取りから作り直す大規模なリフォームのことを指します。建物をスケルトン(骨格)の状態にすることから、この名前が付けられています。

スケルトンリフォームは、通常のリフォームでは困難で手がつけられないことが可能です。例えば、排水管の交換ができたり、築年数の経った古い家にも耐震・耐熱機能を持たせる・向上させることが可能です。

マンションの場合は、コンクリート部分だけを残し、他の内部を全て解体撤去します。戸建ての場合は、基礎や梁・柱といった建物の基盤を残し、屋根や外壁も含めて住居全体を解体撤去します。

スケルトンリフォームの3つのメリット

まずはスケルトンリフォームのメリットを3つご紹介します。

間取りを変えることができる

スケルトンリフォームのメリットはいくつかありますが、中でも魅力的なのが間取りを変更できることです。

スケルトンリフォームで残るのは、マンションならコンクリート部分だけ、戸建てなら基礎や梁・柱などの建物の基盤だけなので、壁や柱といった制約がなくなります。「広いリビングダイニングが欲しい」「収納スペースをもっと増やしたい」「大きい部屋を作りたい」など、今までできなかったあなたの理想の間取りを自由に設計することができます。また、窓の位置や大きさの変更、水回りの位置を変更することまで可能です。

設備を新しくすることができる

スケルトンリフォームをすると、キッチンや浴室・トイレなどの水回りの設備を新しくすることができ、料理や入浴がもっと快適になります。

古くて使いにくいキッチンは、料理をするのが疲れてしまいます。スケルトンリフォームをすることで、IHクッキングヒーター・食洗機・浄水器の設置など、自由に選んで設置することができます。浴槽を新しくすることで、日々の疲れをより癒す事もできるでしょう。

また、設備を新しくすることで、家のデザインが統一されます。「和風の家」や「北欧風の家」など自分好みの空間を作ることができます。

その他のメリット

スケルトンリフォームは、見た目が新築のようにきれい新しくなります。その上、間取りの変更や耐震・耐熱効果を向上させることもできます。新築同様にリフォームできて、新築より費用を抑えられるのはスケルトンリフォームの大きなメリットでしょう。

また、今の建物の広さで古い建物をリフォームできるのもメリットです。

昔と今で建築基準法は大きく変わっています。築年数の経った古い建物は当時の基準で作られているため、現代ではアウトな建物もあります。例えば、敷地に面する道路の幅は4メートル以上確保する必要がある「接道義務」です。古い建物はこれが満たされていないことがあります。

古い家を壊して新築にする場合、敷地全体を現代の基準に合わせる必要があり、結果的に建物の面積が小さくなる可能性があります。一方、スケルトンリフォームであれば、建物の骨組みを残してリフォームするため、今の建物の広さを保つことができます。

スケルトンリフォームのデメリット

続いてはスケルトンリフォームのデメリットをご紹介します。

魅力やメリットの多いスケルトンリフォームですが、大がかりな工事になるのでデメリットも発生します。

工期が予測しづらい

スケルトンリフォームは大規模な工事のため、工期が予想しづらいです。

おおよそは、2ヶ月~4ヶ月になる場合が多いですが、天候によって作業を中止せざるを得ない場合・梁や柱といった基盤が腐食やひび割れを起こしており、補修や補強をしなければいけない場合など、想定外の事態が起きる可能性があるので、工期の予想が難しいです。

また、工事が始まってから「やっぱりここには部屋を…」「キッチンはこっちに…」などリフォーム内容を後から変更してしまうのは、工期の延長にもつながるでしょう。

部分リフォームよりも費用がかかる

新築や建て替えに比べれば費用が抑えられるスケルトンリフォームですが、キッチンやバスルームなどの部分リフォームと比べると、費用は高額になります。建物の構造や設備の状態によっては、追加で補修や補強が必要となる場合があり、費用がさらに増加する可能性があります。

また、大がかりな工事を行うスケルトンリフォームは、家に住んだままリフォームを行うことができません。そのため、仮住まいを探す必要があります。引越し費用や仮住まいの家賃など、リフォーム以外にも費用が発生することを注意しておきましょう。

スケルトンリフォームとフルリノベーションとの違い

スケルトンリフォームとフルリノベーションは、どちらも住宅を大規模に工事しますが、微妙な違いがあります。

工事範囲

スケルトンリフォーム

家の構造部分以外の壁や床・天井などを全て解体し、スケルトン(骨格)だけの状態にしてからリフォームを行います。間取り変更や水回り設備の移動などが可能です。

フルリノベーション

スケルトンリフォームとほぼ同じ意味合いですが、必ずしも全てを解体するとは限らないのが、フルリノベーションです。部分的な解体をし、内装や設備のみを新しくするケースもあります。

目的

スケルトンリフォーム

耐震性能・断熱性能など、建物の性能を大きく向上させることを目的とする場合や、間取りを変更して新しい家のように作り変えることを目的とする場合が多いです。

フルリノベーション

間取りは変更せずに内装をリフォームしたり、壁紙の変更をして部屋のデザインを変えたりと、デザイン性や住み心地の向上を目的とする場合が多いです。

まとめ

今回は、スケルトンリフォームについて様々なことを解説しました。

スケルトンリフォームは、新築同然であなたの理想の家を作ることができます。憧れだった大きい部屋やウォークインクローゼットなど、好きなように間取りをカスタマイズできるのが魅力です。一方で工期が長く、部分リフォームよりは費用がかかるデメリットもありますので、慎重にお考えください。

お家のリフォームを考えていて、スケルトンリフォームが気になる場合は、リフォーム会社に相談してみてください。

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