「せっかく浴室リフォームをしたのに、思っていた使い心地と違う…」こんな風に後悔したくないですよね。
浴室リフォームは、リラックスできる空間と時間を得るための大切なリフォームです。しかし、どこから手をつけるべきなのか、何を重視したらいいのか迷ってしまう方も多いと思います。
この記事では、浴室リフォームで後悔しないために押さえておきたいポイントを5つご紹介します。さらに、業者選びで気を付けるべきポイントなどもご紹介しています。快適な浴室を手に入れるために、ぜひ最後まで読んでみてください!
浴室リフォームで後悔しないための5つのポイント
早速ですが、浴室リフォームで後悔しないために押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。この5つのポイントを参考にして、あなたの理想が叶う浴室を実現してください!
浴室内のカラーの選定
浴室のカラー選びは、リフォームの成功に大きく影響します。リラックスした雰囲気をお求めの方は、柔らかいパステルカラーや、海や自然を感じさせるアースカラーなどが人気です。一方、モダンでかっこいい雰囲気をお求めの方は、モノトーンやダークカラーにするのがおすすめです。
しかし、爽やかな雰囲気を目指して青や水色などの寒色系にしたが、冬の時期になると寒い感じがする。黒っぽいカラーにしたら、狭く感じるし汚れが目立つ。など、さまざまな後悔の声があります。
カラー選定の際は、飽きない色を選ぶことも大切なポイントですが、季節による雰囲気の変化・汚れの目立ちやすさなどにも注意してください。
浴槽の素材やデザイン
浴槽の素材やデザインは、使用感や掃除のしやすさに直結します。
例えば、アクリル製の浴槽は軽量で耐久性・断熱性に優れています。黄ばみなどの汚れがつきにくく掃除が簡単なのも魅力です。
デザイン面では、重厚感があり高級感を演出できるホーロー製の浴槽や和風の檜風呂、オシャレな猫足の浴槽など、自分の好みや浴室のスタイルに合わせて選びましょう。
また、浴槽の深さや形状なども快適さに影響します。カタログやWEBサイトで
見るだけでなくショールームに足を運んで、実際に浴槽に入ってみると分かりやすいですよ。
浴室、浴槽のサイズ感などのバランス
浴室や浴槽のサイズ・バランスを考えることも大切です。狭すぎる浴室は使いにくいですが、広ければ広いほど良い!というものでもありません。広すぎると浴室内が暖まらず寒い、掃除範囲が広く手間がかかるなど、快適さが損なわれる場合もあります。
浴室の標準サイズは、0.75坪~1.25坪です。広いスペースをどうしても必要とする場合を除いては、標準サイズにしておくと安心です。また、浴槽のサイズは、足をゆっくりと伸ばせるかどうかが一つの基準ですが、シャワーエリアや洗い場の広さ、収納スペースの配置なども含めてバランスが良いか確認しましょう。
浴室の性能や機能性
浴室の性能や機能性は、快適さや健康面、安全に使用できるかなどを考えましょう。断熱性能の高い浴室は、寒い冬場でも暖かい浴室になり、光熱費の節約にもつながります。
また、換気性能が優れているとカビや湿気の問題が軽減され、清潔な状態を保ちやすくなります。さらに床を滑りにくいものにしたり、手すりを設置することで、高齢者でも安心して使用できる浴室になります。
浴室内のオプション
浴室リフォームをする際に魅力的に感じるのがオプションです。
ジェットバス機能付きの浴槽は、より気持ちの良い入浴をすることができます。
テレビやオーディオシステムを設置することで、入浴をより楽しくリラックスしたものにすることができます。他にも、ミストサウナやオシャレな照明などたくさんのオプションがあります。
しかし、後悔の声として多いのが「初めのうちしか使わなかった」です。
オプションを付ける際は、優先順位を決めて本当に必要な物を選ぶようにしましょう。
浴室リフォームをする際の業者の選定で気を付けるポイント
①実績の確認
浴室リフォームの業者を選ぶ際には、これまでの実績を確認しておきましょう。これまで実際に手がけたリフォームの事例や完成写真を参考にしてください。リフォームをされた方の口コミや評判も重要な判断材料になります。他の方がどのような評価をしているかを確認し、その業者を信頼できるか判断しましょう。
業者が専門的な資格や認定を持っているかもチェックポイントです。これにより、業者の技術力や専門性を確認できます。
②適正な見積もりであるか
見積もりを取る際には、適正な価格であるかどうか注意しましょう。見積もりは複数の業者から取り、比較するのがおすすめです。複数の業者から見積もりを取ることで、適正な価格の見極めができます。その際に、詳細な内訳を確認しましょう。
材料費や施工費、オプションの追加費用などが明確に提示されているかがポイントです。うやむやな書き方をされている場合は要注意です。また、他社と比較して安すぎる場合も注意しましょう。
リフォームの品質や作業員のスキルなどに問題がある可能性があります。見積もりや内訳に不明な点・怪しい点がある場合は、ためらわず業者に詳しい説明を求めましょう。
③アフターサービスと保証の確認
業者を選ぶ際には、アフターサービスと保証内容の確認も大切なポイントです。リフォーム後に何か問題が発生した場合、迅速かつ適切に対応してくれるかどうかが、業者の質を見極める基準となります。
特に、施工後に不具合が見つかった場合の保証内容や、その期間について確認しましょう。保証がしっかりしている業者は施工に自信があり、顧客満足度を重視している証拠です。
アフターサービスと保証が充実している業者を選ぶことで、リフォーム後も安心して使用できる環境が得られます。
浴室リフォームでよくある疑問
浴室リフォームは何年後に行うのが一般的?
浴室リフォームを行うタイミングは、一般的に15年~20年が目安とされています。これは、浴室の設備や素材の耐久年数に基づいており、経年劣化や水漏れ、カビの発生などの問題が出始める時期でもあるためです。
また、子供が生まれたり、介護する必要になったなど、ライフスタイルの変化に合わせて、快適な浴室にリフォーム考えることも良いタイミングです。
浴室リフォームしないとどうなる?
浴室リフォームをせず何十年も放置していると、さまざまな問題が発生する可能性があります。まず、経年劣化によるカビや汚れが蓄積し、衛生状態が悪化します。特に、古い浴室は換気が不十分で、湿気がこもりやすいため、カビが発生しやすくなります。
また、タイルのひび割れなど構造的な問題を放置していると、内側に水が侵入し腐食が進んでいる可能性も考えられます。そうなると、修理がより困難かつ高額になってしまいます。
浴室リフォームを行わないことで、健康面の問題や修理費用が大きくなるリスクがあります。
浴槽パンありとなしの違いは何?
浴槽パンありの場合、浴槽の下に水漏れを防ぐための受け皿のようなパンが設置されます。これにより、水漏れや結露による水滴が発生した際に、床下に浸入するのを防ぎ建物へのダメージを軽減します。また、清掃がしやすく湿気によるカビの発生も抑えられるメリットがあります。
浴槽パンなしの場合は、浴槽が直接床に設置されるため、設置コストが抑えられるというメリットがありますが、水漏れや結露対策が行われていないので、建物へダメージを与えやすくなるデメリットも発生します。
まとめ
今回は、浴室リフォームで後悔しないために押さえておきたいポイントを5つご紹介しました。
浴室リフォームで後悔しないためには、カラーの選定から浴槽の素材、サイズ感やバランス、性能と機能性、そしてオプション選びまで、さまざまな要素を慎重に検討することが大切です。また、業者の選定も重要です。これまでの実績を確認し、見積もりが適正価格であるか、アフターサービスと保証は充実しているかも確認しておきましょう。
これらのポイントを押さえておけば、後悔のない浴室リフォームが実現できるでしょう。