生活していて毎日使う洗面所。私たちの生活において欠かせない設備ですが、年月が経つとともに機能性やデザインが古く感じたり、使い勝手に不満を感じたりすることはありませんか?このように感じた時に、洗面所をリフォームしてみるのはいかがでしょうか?
実は、洗面所のリフォームは単に「新しくなる」だけでなく、生活の質を大きく向上させることができます。しかし、リフォームにはメリットがある一方で、注意すべきポイントも存在します。
この記事では、洗面所をリフォームするメリットや、事前に知っておくべき洗面所リフォームの注意点を詳しく解説していきます。最後まで読むことで、理想の洗面所を手に入れる手助けになるはずです。
洗面所リフォームをする3つのメリット
洗面所リフォームは、今の洗面所をあなた好みの空間に生まれ変わらせることができます。毎日使う場所だからこそ楽しめる時間にしたいですよね。
では早速、洗面所をリフォームすることで得られる3つのメリットをみていきましょう。
機能性が向上する
洗面所リフォームの際に、最新の洗面台を取り入れることで、日常生活での使い勝手や機能性が向上します。節水機能に優れた水栓や省エネ性能を備えた設備になることで、水道代や光熱費が削減されます。
また、洗面台を新しくする際は形状や素材を見直すことが大切になります。なぜなら、洗面台の素材を抗菌・防汚加工が施されたものや耐久性に優れたものにすることで、清掃が簡単になったり、メンテナンスの手間が大幅に軽減されるからです。
三面鏡や引き出し式の収納など、収納スペースを充実させれば、洗面周りがスッキリ片付き、朝の忙しい時間帯もスムーズに身支度ができます。
収納を増やせる
洗面所には、歯ブラシや化粧品、ドライヤーなど様々な物が置かれる場所のため、収納を充実させる必要があります。リフォームで最新の洗面台にすることで、洗面ボウル下のスペースにキャビネットを設置させたり、壁面収納を追加したりすることができます。鏡の裏側を収納スペースとして活用できるミラーキャビネットは、スッキリとした印象になりますよ。
もちろん洗面台だけでなく、洗面所を広くして収納棚を増やすのも良いでしょう。バスタオルやお風呂で使う道具、洗濯機で使う洗剤類など、たくさんの物で散らかりがちな洗面所に、収納を増やすことできれいに片付きます。
雰囲気が変わる
洗面所をリフォームすると、見た目に大きな変化をもたらします。木目調にしたり、カラフルなデザインにするなど、おしゃれなデザインにすることで、洗面所全体が生まれ変わります。床や壁の張り替えも行えば、洗面所全体に統一感が生まれるでしょう。さらに、照明を変えることで明るさの調節や雰囲気の演出ができます。個性的な洗面ボウルや間接照明を取り入れることで、ホテルライクな雰囲気を楽しむことも可能です。
今の洗面所の雰囲気に満足していないという方は、ガラッと自分好みの空間に変えられるのでおすすめですよ。
[目安の時期]洗面台はどのタイミングで交換する?
洗面台を交換するタイミングは、主に以下のことを目安にして考えると良いでしょう。
耐用年数と経年劣化
洗面台の耐用年数は、約15~20年とされています。このくらいの時期を過ぎると、劣化や破損部分が見られるようになります。
例えば、洗面ボウルのひび割れです。洗面ボウルに使われている素材には「細かい擦り傷などには強い」という特徴があります。しかし、硬い物を上から落とした場合などの強い衝撃には弱く、欠けたり割れたりしてしまうことがあります。
この破損を放置すると、水漏れや下部収納や床の腐食に繋がるため、洗面台の交換が必要になります。
また、洗面台の汚れが落ちにくくなったり黄ばみが気になる場合で耐用年数に近い場合は、交換を検討するタイミングと言えるでしょう。
交換を検討する際は、ただ洗面台を取り替えるだけでなく、配管や床材などの状態も確認し、必要に応じて洗面所全体のリフォームを行うと長期的に安心です。専門業者に相談することで、最適な提案を受けられますよ。
洗面所をリフォームする際の注意点について
洗面所リフォームは魅力的なメリットが多いですが、事前に知っておくべき注意点がいくつかありますので、把握しておきましょう。
費用がかかる
洗面所のリフォームでは、新しい洗面台・工事費・材料費・設計費など、多くの費用が必要になります。リフォームの規模や内容にもよりますが、大掛かりなものになるほど、予算が高くなります。
また、施工中に古い設備の撤去や老朽化した部分の修復が必要になる場合、追加の費用が発生することもあるので、見積もりの段階で追加費用の可能性があるかどうか事前に確認しておきましょう。
工事中は不便になる
リフォーム中は洗面所が使えなくなるため、日常生活に支障が出てきます。小規模の工事であれば1日で終わる場合もありますが、規模が大きくなると数日以上かかることもあるので、その場合は仮説の洗面台を設置するのがおすすめです。
また、工事が予定通りに進まず、工期が伸びることも考えられるため、十分にスケジュールを調整しておきましょう。
まとめ
今回は、洗面所をリフォームするメリットと注意点について紹介しました。
洗面所リフォームには3つのメリットがあります。まずは、最新設備を導入することで、機能性が向上することです。さらに、洗面所を広くすることで収納スペースを増やすことができます。また、洗面所のデザインや照明器具を変えることで、自分好みの雰囲気に作り上げることが可能です。
洗面台の耐用年数は15~20年です。経年劣化やひび割れ、落ちない汚れが気になる場合などは、交換を検討しましょう。
リフォームには高額な費用がかかる場合があります。また、工事中は日常生活が不便になることが考えられます。場合によっては予定通りに工事が終了しないこともありますので、スケジュールをしっかりと調整しておきましょう。