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ご自宅の屋根、サビは発生していませんか?
金属板を使用した屋根は、雨風や紫外線にされされることでサビが発生しやすく、放置していると屋根材の劣化を早めてしまいます。
「サビをそのままにして塗装をしても問題ないの?」「サビの状態によって対応が変わるの?」このような疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、屋根塗装はサビの上からしても大丈夫なのか詳しく解説していきます。サビてしまった屋根に最適な塗装をするための手助けになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
結論から言うと、適切な塗料を使用することでサビの上からでも塗装することができます。
通常、サビが発生している部分を塗装する場合は高圧洗浄で汚れを落としたり、やすり・ブラシなどでサビを取り除く、ケレン作業が必要になります。これらをまとめて「下地処理」と呼び、この処理を行わないまま塗装するとサビが進行し、塗装後に耐久性が低下していきます。
しかし、最近ではサビの上から直接塗装できる「水性高耐久鉄部用塗料」が開発されており、この塗料を使用する場合は下地処理を行う必要がありません。(触ってポロポロと取れるようなサビの場合は取り除く必要があります)なぜなら、この塗料に含まれる特殊強力サビドメ剤の効果で、サビを封じ込める働きをするためです。
また、環境配慮のために鉛を使用しない塗料が近年増えたことで、白や黒だけでなく、ライトグリーンや黄色、ブラウンにアイボリーなど、様々な色の水性高耐久鉄部用塗料が販売されています。
水性高耐久鉄部用塗料は、サビの上から塗装ができる便利な製品です。耐候性に優れており、臭いもあまり気にならないため、塗装の際に「自宅周辺から異臭がする…」といったことも起こりません。
このように便利な塗料ですが、デメリットもいくつかあります。
水性塗料の特徴は、完全に乾燥してから塗膜が硬化することです。気温が低くて寒い冬場などはなかなか乾燥しないため、塗装する季節や時期を調整する必要があります。
また、水性のため水に弱い特徴もあります。塗装して乾燥するまで待っている時に雨が降ってしまうと、塗料が流れ落ちてしまう場合があるでしょう。
水性塗料は油性塗料と比較して、ツヤ感が弱く落ちやすい傾向にあります。
これは油性塗料に有機溶剤が含まれているためです。
水性塗料は、鮮やかで発色の良い色や濃い色などは向いていないので、見た目の美しさを重視される方にはおすすめできない塗料です。
水性高耐久鉄部用塗料を塗る際は、完全にサビを落とす必要はないものの、簡単な下地処理が必要な場合もあります。例えば、サビが浮き上がりポロポロと取れる場合です。この場合は、浮き上がったサビの部分を除去することで、塗料が密着しやすくなり長持ちします。
元々この塗料はサビの上から直接塗装が可能ですが、錆びた表面を少しでも整えておくことで、より確実な耐久性が期待できるでしょう。ですので、浮き上がったサビがある場合は、やすり・ブラシなどで削り取り、塗装面を軽く清掃してから塗装することをおすすめします。
今回は、屋根塗装はサビの上からしても大丈夫なのか解説してきました。
水性高耐久鉄部用塗料を使用すれば、サビの上からでも直接塗装が可能です。
なぜなら、この塗料に含まれるサビドメ剤がサビを封じ込める働きをしているからです。塗装の前に、完全にサビを落とす必要はありませんが、サビが浮き上がってポロポロと取れる場合は、取り除くことで耐久性が向上します。
便利な塗料ではありますが、気温や湿度の影響を受けやすいため、塗装の季節や時期を考える必要があります。
このように、塗料によってはサビの上からでも塗装することが可能です。
より詳しい情報を知りたい方は、専門業者を調べてお気軽にお問い合わせください。