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「張る」と「貼る」、どちらを使うべきか迷った経験はありませんか?
どちらも同じ言葉のように感じますが、その意味や使い方には微妙な違いがあります。
この記事では、屋根を「張る」と「貼る」の違いと、それぞれの言葉の持つ意味合い、そして具体的な例文なども交えながら分かりやすく説明します。
最後まで読むことで、言葉の違いを正しく理解することができますよ。
「張る」は多くの意味を持っていますが、ここでは「物理的に引っぱる・一面を覆っている・広がっている状態」などをイメージしてください。
屋根工事で使われる「張る」は、下地材に屋根材を固定していく作業を指します。
具体的には、瓦・スレート・金属板などの屋根材を骨組みや下地の上に取り付けることを意味し、「屋根を葺く」とも呼ばれています。
屋根材は、雨や風、日光から家を守るための役割を担っています。
屋根全体を覆うような作業を指します。また、瓦、スレート、金属板などの屋根材を取り付ける時にも使用します。
「張る」の例文は、以下のものが挙げられます。
・フローリングを張る
・サイディング(外壁に使う保護材)を張る
・テントを張る
・ワイヤーを張る
・弓を張る
・筋肉が張る
一方の「貼る」は、「糊ではりつける・接着剤でくっつける・物体を平面に固定する」イメージです。
屋根の場合の「貼る」は、防水シートや遮熱シートなどを屋根の下地に固定する場合に使われます。
防水シートは、雨漏りを防ぐために屋根全体に敷き詰められる重要なものです。
遮熱シートは、太陽の熱を遮ることができ、室内の温度上昇を抑えるなど、夏の暑さ対策になります。また、冬は熱を逃しにくくするので、室内が暖かくなります。
部分的に貼り付ける作業を指していています。「貼る」の例文をご紹介したいと思います。
・壁紙を貼る
・ポスターを貼る
・封筒に切手を貼る
・絆創膏を貼る
・シールを貼る
・湿布を貼る
今回は、屋根を「張る」と「貼る」の違いについて説明しました。
屋根の「張る」と「貼る」は、作業内容によって使い分けられていると紹介しましたが、明確な基準がないため、曖昧なまま使われていることも多いようです。
最近では、今ある屋根の上に新しい屋根材を取り付ける「屋根カバー工法」が注目されています。この場合は「張る」と「貼る」どちらが正しいのか悩みどころですが、「張る」の方が正しいとされています。
屋根カバー工法は、費用を抑え、工期を短縮したい方におすすめです。
工事を検討する際は、専門業者に相談し、メリットとデメリットを理解した上で判断してください。