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一戸建て外壁塗装しないとどうなる?塗装の要らない外壁はあるの?

外壁塗装

一戸建てを購入して何年か住んでいると自ずと突き当たる問題があります。それが住宅の外壁塗装の問題です。ただし、中には外壁塗装をしなくともいいのではないか?と思ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、外壁塗装を疎かにしてしまうと、色々なデメリットもあるので今回はご紹介していきたいと思います。またその他にも塗装のいらない外壁はあるのか?などについても調べてみました。

目次

外壁塗装をしないとどうなる?

外壁塗装をしない場合は家の外観だけでなくその他の機能面に関しても著しく劣化していくことになります。

外観の劣化

外壁塗装をしないことで、外壁の塗装が剥がれたり、色が変色したりすると、見た目が悪くなりますよね。これは家の価値を下げることにも繋がり、近隣の景観を損ねる可能性があります。

構造的な問題

外壁塗装は、壁材を雨、風、日差しから保護する重要な役割を果たします。塗装が劣化すると、壁材はこれらの要素にさらされることとなり、腐食、亀裂、剥離などの問題を抱えてしまう可能性もあります。

構造的な問題は非常に深刻なものになりやすいのですし、費用面でも大きくなってしまいやすいです。

内部の被害

外部の壁の損傷は、雨漏りや湿気の侵入を考える可能性があり、これが内部の壁や天井を損傷させる可能性があります。また、これはカビの成長を助長することにも繋がりますし、健康リスクも抱えてしまう可能性もあります。

エネルギーコストの増加

外壁塗装は、家の断熱性能を改善し、エネルギーコストを主体的に行います。塗装が劣化すると、家の断熱性能が低下し、冷暖房費が増える可能性があります。

最近の外壁塗装に使用される塗料の種類は非常に有能です。定期的な塗装をすることによって家の美観を維持するだけでなく、長期的な修繕コストを抑え、家の構造を守ることもできます。

塗装の要らない外壁はあるの?

実は塗装に不向きな外壁の素材もあります。そこでここでは塗装の必要のない外壁の素材についてもいくつかご紹介したいと思います。

タイル

タイルは、石や砂、粘土を高温で焼き上げることで作られ、その素材性から雨や日差しに強く、傷や汚れにも優れた耐久性を持ちます。塗装が不要であり、その寿命は約30年とされています。

しかし、注意が必要なのは、タイル自体は耐久性が高く、それを壁に固定する隣接材や、タイル同士の間(目地)に使用される材料が同様の強度を持っていないという点です。

特にモルタルやセメントを使用した目地は、水分を吸収して劣化します。そのため、タイルに塗装は不要ですが、目地補修は定期的に行う必要があります。

レンガ

レンガは泥や粘土を高温で焼き固めることにより作られ、その特性上、外壁塗装の必要は基本的にありません。 レンガの寿命は50年以上と長く、タイルに比べてさらに耐久性があります。

そしてレンガは水分を吸収しないため、水による破損のリスクがなく、温度変化に対しても強く、伸縮することもありません。

ただ、レンガもまた、タイルと同じく、レンガ同士を繋ぐ目地の材料は時間とともに劣化します。 目地には多くの場合、モルタルが使用され、その劣化によりひび割れそういった可能性があるため、定期的なメンテナンスは必要です。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、鋼板にアルミニウム、亜鉛、シリコンのメッキを施したもので、その特性から一般的に金属サイディングとして知られています。

トタンや窯業系サイディングに比べて、ガルバリウム鋼板の寿命は非常に長い、約10年間は​​ひび割れや他の劣化現象に悩まされることは少ないでしょう。金属材料でありながら、トタンやアルミに比べて錆びにくいという特徴もあります。

なお、ガルバリウム鋼板は軽量であるため、耐震耐久性が高く、屋根の上葺きや外壁の張り替えに頻繁に使用されます。約15年〜20年ごとに塗装を行うことが、良好な状態を放置する上でも推奨されます。 錆びに対して強いのが特徴ではありますが、それでも錆びる可能性はあるため、適切なメンテナンスを怠ら避ける必要があります。

サイディング(樹脂系)

樹脂系サイディングは、塩化ビニルというプラスチック製の外壁材であり、塗装によるメンテナンスは基本的に必要ありません。 外壁サイディングの4つの主要なタイプの中でも、水への耐久性と耐久性が特に高く評価されています。

樹脂系サイディングの高い耐水性は、水分の浸透による膨張を防ぎます。この特性から、寒冷地や冬季の凍結が多い北海道のような地域でよく利用されます。例えば、シーリングの修復も不要です。

寿命は10年以上と長期的でありながら、紫外線の影響で徐々に柔軟性が失われ、割れやすくなる可能性があるため、約20年から30年経過後にはメンテナンスが必要となります。一般的に見られる樹脂系サイディングですが、日本では利用率が1%と非常に低いです。

これは、樹脂系サイディングの施工を行う業者が少なく、樹脂系サイディングを使用したい場合でも、適切な業者を見つけることが難しいという理由もあるためです。

まとめ

今回は外壁塗装をしないとどうなるのか。そして外壁塗装のいらない外壁はあるのかなどについてご紹介しました。外壁塗装は家の美観だけでなく様々な機能面にも大切なものになりますので、ぜひ前向きに検討したいですね。

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