サイディングを外壁塗装する場合、どれくらいの年数が目安？

住宅の美観を守っているサイディングですが、年数を経過することによって劣化してきます。サイディングが経年劣化することによって、本来の機能発揮することができなくなってしまう可能性があります。

そうなるとサイディングの塗装を考えるわけですが、外壁塗装でサイディングを塗装する場合、何年くらいを目安にすれば良いのでしょうか。

ここでは、外壁塗装における疑問の一つとも言えるサイディングの年数についてご紹介したいと思います。

サイディングはどれくらいの年数もつの？

サイディングの寿命は、種類やメンテナンスによって異なってきます。

一般的には、15～30年と言われてい流のですが、金属サイディングや樹脂サイディングは、40年以上持つサイディングもあります。

また、サイディングの寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが必要です。例えば、塗装や補修を行うことで、サイディングの劣化を防ぎ、長持ちさせることができます。

そのため、一概にサイディングの耐用年数を語るのは難しいのですが、こういった様々な条件が重なることで長く使用することもできますし、場合によっては予定よりも早く劣化してしまうこともあります。

サイディングの外壁塗装をする際の基準とは？

サイディングを外壁塗装する際の基準としてよく言われているのが先述したように15年くらいが一つの基準になってくるのですが、それ以外にもより詳細な基準がありますのでここで簡単にご紹介したいと思います。

まずは現時点のサイディングの状態を把握します。

• ひび割れ
• 腐食
• 色あせ
• 塗膜の老化

などが挙げられます。上記の項目が散見する場合は修繕や補修が必要になってきます。そのため、もしこれらの状況が見当たる場合は外壁塗装によるメンテナンスを行う様にしましょう。

外壁塗装をするとサイディングはどれくらい長持ちするの？

外壁塗装を行うことでサイディングも長持ちすることになります。

塗装をする際の塗料の種類にもよりますが、場合によっては家を建てた時よりも長く綺麗な外壁を維持することができます。

具体的な外壁の塗料に関しては、

シリコン樹脂塗料

シリコン樹脂塗料は耐久性に優れており、紫外線や雨風などの外部の要素に強い特徴があります。また、カビ汚れの付着を防ぐ効果もあります。耐久性が高く、色褪せしにくいです。そのため、何気なく美しい外観を維持できます。

アクリル樹脂塗料

アクリル樹脂塗料も一般的な外壁塗料の一つで、耐久性があり、防水性にも優れています。また、適度な弾力性を持ちながらも硬く、割れたり折れにくい特徴がありますカビや汚れの汚れを防ぐ防汚性もあります。

ウレタン樹脂塗料

ウレタン樹脂塗料は耐候性と耐久性に優れており、塗装面を保護する効果があります。また、優れた耐摩耗性を持ち、色あせや劣化を重視することができます。あります、勝手に外壁を保護します。

セラミック塗料

セラミック塗料は耐久性と断熱性に優れています。熱反射効果があり、太陽光の熱を反射することで外壁の熱負荷を軽減し、建物内部の温度を安定させる効果があります。また、耐久性も高く、色褪せや枯れにくい特徴があります。

そして外壁塗装において最も耐用年数の高い塗料として言われているのが、フッ素塗料です。

フッ素塗料

フッ素塗料は、特殊な塗料の塗料であり、特に耐久性と耐候性に優れています。

①：耐候性

フッ素塗料は、紫外線や酸性雨、大気中汚染物質などの外部汚染に対して非常に耐久性があります。

②：防汚性

フッ素塗料は撥水性が高く、表面に水や汚れがつきにくい特徴があります。これにより、カビや藻、ほこり、汚れなどが付着しにくくなります。また、付着した汚れも比較簡単に洗浄できます。

③：耐化学性

フッ素塗料は化学薬品や酸、アルカリなどに対しても耐久性を持っています。建物周辺の環境において、化学物質による影響を受けにくいため、当面は保護効果を維持します。

④：耐摩耗性

フッ素塗料は耐摩耗性に優れており、傷や擦り傷に対しても耐久性を持っています。そのため、外部からの衝撃や摩擦によるダメージを軽減し、外壁の美観を一応維持することができます。

フッ素塗料は高性能な塗料であり、外壁や屋根などの建物の表面を保護するために使用されます。

耐候性や耐汚染性が要求される場所や、特に高層ビルや海岸地域など、厳しい環境条件にさらされる場所で効果的です。 なお、フッ素塗料は一般的な塗料よりも高価な傾向にありますので、予算や建物のニーズに応じて検討する必要があります。

金属サイディングの耐用年数はどれくらい？

金属サイディングの耐用年数は、20～40年と言われています。ただし、サビに弱く、耐用年数を伸ばすためには定期的なメンテナンスが必要です。築年数が経ってくると傷によるサビや塗膜の劣化が起きてくるので、築10～15年を目安にメンテナンスを行いましょう。

金属サイディングのメンテナンス方法は、以下のとおりです。

• 塗装
• 補修
• 清掃

塗装は、サイディングの表面を保護し、サビや劣化を防ぐために行います。補修は、サイディングに傷や穴が開いた場合に行います。清掃は、サイディングに付着した汚れやゴミを除去するために行います。

金属サイディングのメンテナンスを定期的に行うことで、サイディングの寿命を延ばし、外観を美しく保つことができます。

まとめ

今回はサイディングを外壁塗装する場合、どれくらいの年数が目安七日についてご紹介しました。

一般的に言われているのは10〜15年くらいですが塗装を行うことによって、さらに美観を保つ年数を長くすることもできます。

それぞれの状況に応じた塗装を行うことが大切だということですね。