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外壁塗装において塗料の乾燥時間は気になりますよね。塗料によって異なるものの早ければ数時間、遅くとも半日あればほぼ乾きます。ただ、乾燥時間が短いと仕上がりに影響するので、少し長めに時間を取る塗装業者も少なくありません。
そこでここでは外壁塗装における塗料の乾燥時間の目安についてみていきたいと思います。
基本的には塗料メーカーが推奨する乾燥時間を目安に作業が行われます。外壁塗装には下塗りと中塗り、上塗りといった工程がありますが、各工程は間を開け過ぎても駄目なんです。
その為、乾燥に必要な時間を取りつつもスムーズに次の工程に移ることが望ましいです。乾燥に要する時間を誤ると、乾燥し過ぎて次の工程に支障が出るケースもありますから、季節や気候を考慮して計画的に作業を進めることが必要です。
冬の方が空気が乾燥しているので早く乾くイメージですが、実際は気温が高く水分が蒸発しやすい夏の方が短く済みます。
夏に数時間で乾燥する場合でも、冬の気候となると1日を要しますから、季節によって明らかに塗料の乾き方に差が生じます。
また、シーリングは意外と乾燥が遅いので、2~3日待っても十分に乾かなかったり、季節によっては1週間くらい必要になることもあります。
外壁塗装における高圧洗浄は、足場を設置した後の早い段階で行われる作業です。高圧洗浄後の乾燥時間は、一般的には48時間が1つの目安で、2日間は十分に乾燥させます。
最低でも24時間は乾燥に必要ですから、スケジュールがタイトだからと焦って作業を早めてしまうと仕上がりに悪影響が生じます。
24時間は乾燥時間の最低ラインなので、比較的空気が乾燥している季節でもやはり48時間は確保したいところですね。
雨の日は、48時間では乾き切らないことが考えられるので、更に1日追加するつもりで乾燥時間を設けることが必要です。
高圧洗浄後の乾燥は自然乾燥に任せるので、外壁塗装を始められるようになるまでの時間は、天気任せにはなってしまいますが、しっかりと乾かし準備が整うことで満足度の高い外壁塗装の作業を開始できます。
外壁塗装で高圧洗浄後に雨が降ってしまった場合は、雨が上がって外壁が乾燥するまで待ちます。
雨の日の翌日は湿度が高く水分が蒸発しにくいので、1日以上作業が延期になることもあります。梅雨の時期など雨ばかりの季節は全体的に湿度が高めですし、雨の日が多くなるので必然的に作業が長引くこともあります。
勿論、塗装業者は天気予報を参考に作業の計画を立てるわけですが、天気予報は当たり外れがあるので、必ずしも予定通りとはいかないケースもあります。
雨の日は基本的に塗装ができませんし、乾燥がまだなら塗り始めることも不可能です。このように、外壁塗装の高圧洗浄後に雨が降った場合は、一般的な目安の48時間以上の乾燥時間が必要となるでしょう。
高圧洗浄自体は雨の日でもできなくはないですが、乾燥については流石に通常よりも時間が掛かってしまいます。実際のところは外壁の汚れ具合や雨の降り方にもよりますが、作業に支障のない降り方なら問題がないことが殆どにはなります。
48時間という乾燥時間はあくまでも目安の1つに過ぎないということですね。
今回は外壁塗装における塗料の乾燥時間についてでした。
基本的には塗料メーカーの推奨する乾燥時間を目安に乾燥させることになりますが、その時の季節や気候、天気によって左右されることがあるということですね。
乾燥時間によって仕上がりも変わってくるので満足度の高い塗装を実現させるためには十分な乾燥が大切だということです。