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住宅の外壁塗装をしたいと考えたときにまず思うのが、外壁塗装業者ってどこに頼めば良いのか?ということではないでしょうか。
今までに外壁塗装を経験したことがあるのであれば、以前依頼した業者に頼めば良いわけですが、初めて外壁塗装を行う場合はそうもいきませんよね。
そこでこのページでは初めて外壁塗装の業者を選ぶ際の重要なポイントをご紹介いたしますので、今まで外壁塗装を依頼したことのない人でも読み終わることには業者選びのコツを身につけることができるはずです。
悪徳業者に引っかからないためにもしっかりと熟読してみて下さい。
外壁塗装業者を選ぶ際に目安となるポイントを4つここでは紹介したいと思います。
外壁塗装業者を選定するポイントの1つめは、塗装技能士を持ったスタッフの数です。一級塗装技能士は厚生労働大臣が認める資格で、受験には実務経験7年以上が必要です。
二級でも実務経験2年がなければ受けられません。ホームページで在籍人数を明示している会社が多いですから、選定時に確認すると良いかもしれません。
級数を明示するルールであり、単純に塗装技能士としているなら違反行為にもなります。この部分は評判の悪い塗装会社が行う手口ですから気をつけてくださいね。
2つめのポイントは施工実績です。工事の詳細を明示しているなら誠実な会社の可能性が高いです。高圧洗浄やコーキング、上塗りなど工程ごとに写真を掲載しているのが理想です。
そして工事価格が明示されていることも大切です。すべての工程をしっかり行い、適正な対価を請求しているところにするのが業者選びのコツです。
3つめはアフターフォローの充実度です。ほとんどの業者が5年や10年を保証期間としており、その間に不良箇所が見つかれば無償で補修してくれます。
このアフターフォローの保証がなかったり、営業マンが触れなかったりする会社は不安が残ります。保証をする必要がないだけの施工技術を持っていないかもしれません。
4つめは見積もり書の内容が明細かつ適正であることです。悪質な会社は工事内容をぼかして書くことが多いです。そうすることで工程ごとのコストを不明瞭にし、最終的な請求額の不合理性を隠そうとするのです。
誠実ならば工事内容をはっきりと書き、適切な計算のもとに請求額を出しています。
外壁塗装の優良業者を探すならば、「相見積もり(あいみつもり)」が欠かせません。相見積もりとは複数の業者に同じ工事の見積もりをしてもらうことを言います。
余談ですが他社と比較していることをアピールすると、値引きも期待できます。見積もり時に出される工事の仕様書は重要なチェックポイントです。
使用する塗料の種類やメーカー、施工単価などをしっかりと見積書に書いているところが優良業者です。塗装一式で済ませていたり、その他の欄にさまざまな工事を放り込んだりしているならば問題があります。この段階で手抜きをしているおそれがありますから、ていねいな施工は期待できません。
また、ホームページの施工実績の欄も大切な情報です。価格情報入りの実績を複数掲載しているところも優良と言えます。相場を踏まえた請求をしていなければ、価格情報を載せられません。
顧客の顔写真やメッセージ、塗装後の住宅写真まで載っていれば安心ですよね。候補の会社すべてのホームページでチェックするのがおすすめです。
悪徳業者を見抜くコツはいくつかあります。ここでは代表的な3つをポイントとして紹介します。
まずホームページで工事内容が明細に記述されているかチェックすることです。外壁塗装に使う塗料にはシリコンやウレタンなどの種類がありますし、メーカーによって差があります。その為、優良業者は塗料の種類とメーカーを明示する傾向があります。
次に自社施工をしているか否かです。悪どい商売をしている場合、セールスだけしてあとは工事を丸投げし中間マージンを得ていることが多いです。
誠実な外壁塗装会社はしっかり管理できる範囲で仕事をしますから、下請けに回すことを嫌います。施工実績に自社施工と書かれているか確認することも不可欠です。
最後に代表者が下積みをしているか調べることです。ホームページの代表者プロフィールに、過去の勤務先や業界年数がしっかり記入されていれば問題ありません。素人が経営している会社ならば十分な施工は保証されません。
外壁塗装をしている業者は5種類ほどありますので紹介したいと思います。
1つめはリフォーム専門店です。外壁塗装以外にもお風呂やキッチンのユニット設置、内装などができ、住宅全体を改修したいときには頼りになります。
依頼するメリットはフェンスなどのエクステリアと併せた工事もしてもらえることです。工期が短くなり、費用も抑えられる傾向があります。
2つめは外壁塗装専門業者です。外壁塗装のプロ集団であり、塗装技能士の資格を持つ職人もいます。素人には良し悪しを判断しづらい外壁塗装ですが、あとになって専門業者の腕の差が出るとも言われています。
外壁だけでなく、屋上の防水や雨樋などの施工をするところもあります。外壁の塗装ならば第一候補としていいでしょう。
3つめはホームセンターです。商品を売るだけでなく内装のリフォームや外壁塗装を受け付けているところがあります。
大手の中には専門部署を設けて職人を雇っているところもありますが、大半は下請けに依頼しています。結局はホームセンターが得る中間マージンの分だけ損をすることになります。
4つめは新築住宅を手掛けるハウスメーカーです。住宅の保証をする関係でハウスメーカーでしか改修できないこともあり、外壁塗装の依頼を受け付けています。
しかし、ほとんどのハウスメーカーは塗装業者に外注しており、代金は高くなります。その分だけ外注先は優良ですから、予算に余裕があるなら任せるのも良いかもしれませんね。
5つめはインターホン越しに営業をする訪問販売業者です。優良な会社もあるはずですが、その多くは不安を煽って契約を急かす悪徳業者です。
工事の丸投げや手抜き工事の多くは訪問販売業者ですから、基本的には相手にしないのが賢明だと思います。
今回は外壁塗装業者選びのポイントを紹介しました。優良業者に出会う為にも自分自身で知識をつけておく事も大切です。
一番はページ内でも紹介しましたように相見積もりをとって、実際に料金と内容を比べることが大切です。その中で最も自分に合った外壁塗装業者を見つけるのが得策と言えるでしょう。
ぜひ参考にしてみて下さい。