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外壁塗装において防水性と耐候性の高い外壁を実現するためにはコーキングは必要不可欠な存在です。
コーキングの持つ弾力性で外壁材の膨張を吸収し、破損を防ぐことで長寿命化を実現する事ができるのです。
しかし、コーキングにひび割れ等が起こってしまうと本来の力を十分に発揮する事ができないので住宅に様々な不具合が発生してしまいます。
そこでここではコーキングのひび割れの原因や補修方法、コーキングの寿命についてご紹介したいと思います。
コーキングについて詳しくなることで、いち早く異変に気付く事ができ住宅トラブルを未然に防ぐ事ができる様になるはずです。
外壁塗装の目地を埋めるのに欠かせないコーキングは、時間が経つとひび割れてしまうことが欠点です。この原因は長い時間をかけて紫外線と環境変化を受け続けたことが原因です。
コーキングは樹脂の一種ですので、プラスチックなどと同じように紫外線の影響を受けます。
例えば、長期間屋外に放置した樹脂類をイメージしてもらえば分かりやすいと思います。少し劣化している部分を見つけてから、一定期間が経過すると一気に劣化していることが珍しくありませんよね。
これは最初の劣化発見時に、ポリマーの劣化を進めるヒドロペルオキシド※ができていた為に起こります。
このような原因で劣化しますので、対策をした材料を使うと長持ちします。他には温度や湿度の移り変わりなど、環境変化でも劣化します。使われている材料にもよりますが、温度変化により膨張と収縮を繰り返すと、少しずつ痩せていきます。
さらに乾燥して柔軟性がない状態にもなりますから、ひび割れを起こしやすくなります。湿度の変化によって影響を受けるのは、樹脂だけでなくサイディングなどの壁材も同様です。湿度で膨張・収縮を起こすことで、間の補修材に負荷がかかることになるのです。
外壁塗装のコーキングのひび割れを補修する方法には、増し打ちと打ち直しがあります。
増し打ちとは劣化した樹脂の上に、新しいシーリングを施す方法です。
素人でもdiyできる点が魅力ですが、打ち直しと比べて劣化しやすい点がデメリットです。この方法の手順は、
ならした後、2日ほど乾燥させたら完了です。
打ち直しはひび割れたシーリングを剥がして新しくやり直す方法です。
本格的な補修方法であり、長く住むのであればこちらがおすすめです。まずひび割れた古い樹脂をカッターで切り、マイナスドライバーなどを使って除去します。これだけでは除去しきれない樹脂の残りはブラシなどを使って、ていねいに取り除きます。
ここからは増し打ちと似た手順になります。
きれいにならさずに盛り上がったままだと、こすれて割れる原因となるので注意が必要です。コーキングを充填するのに使うガンは、ホームセンターにも売っています。
プライマーや養生テープなどもホームセンターで揃えることが可能ですから、どちらの方法を選んでもdiyに挑戦できます…が自身のない方は私たちのような外壁塗装のプロにお任せ頂く事をオススメします。
一般的なコーキングの寿命は10年ほどだと言われています。外壁塗装の目地を埋めていますから、紫外線を避けることはできません。
先述しましたように劣化する原因のなかでも紫外線の影響は大きいですから、いずれは悪くなってしまいます。しかし、紫外線の劣化に強いコーキング剤を使用すると、寿命を延ばすことができます。
ただ、劇的に伸びるわけではありませんので、定期的な補修は不可欠です。現在の木造住宅の耐用年数を考えると3回以上の補修は当たり前と言えます。もしひび割れなど、劣化の兆候が見えたにもかかわず放置してしまうと、剥がれ落ちてそこから水が入り込むことになります。
そうすると木が浸水してしまい、家全体の老朽化を早めます。湿った木を好んで棲む虫も出ますから、住環境は大幅に悪化します。そうなると残念ながら10年を待たずに補修が必要になることもあります。
これは厳しい自然環境にさらされる住宅に多いケースと言えますね。その他にも、
この様にどの地域でも起こりうる状況ですので、この記事を読んだあなたは是非、家のコーキングのチェックをしてみて下さい。
家の周りをお掃除する時にでもチェックするする習慣をつけておくと劣化を早めに見るける事ができ早期対処ができます。
今回は外壁塗装におけるコーキングのひび割れ原因や補修方法について紹介しました。
コーキングにひび割れが起こってしまうと住宅本来の力を十分に発揮する事ができませんので、定期的にお家のチェックをすることで早期発見する事ができます。
自分で改修が難しそうな場合は外壁塗装のプロに相談してみましょう。